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ぶらりプラハ散歩~歩くだけでも楽しいプラハの美しき街並み チェコ編②

プラハ
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ぶらりプラハ散歩~歩くだけでも楽しいプラハの街並み 僧侶上田隆弘の世界一周記―チェコ編②

さて、今日はプラハの色々な名所を散策するのであるが、そのご紹介の前にプラハの街並みを写真中心に紹介してみようと思う。

プラハはあてどなくぶらぶら歩くだけでも楽しい。

どこに行っても美しい町並みが続き、様々な建築様式の建物が入り混じってぼくの目の前に現れてくる。

とにかく飽きない。

モルダウ川西岸のプラハ城へ向かう道のり。

プラハ城は丘の上に立ってるので急な坂や階段が続くのであるが、

登り切ればプラハの街並みを一望できるスポットにたどり着く。

頑張ったご褒美のこの景色は素晴らしい満足感を与えてくれる。

ちなみに王旧前のこのフラチャニ広場はオバマ大統領の演説が行われた場所として有名だ。

プラハ城に入ると、シンボル聖ヴィート大聖堂がそびえ立つ。

中の美しさも素晴らしかった。また後の記事で改めて書きたいと思う。

プラハ城の帰りは、階段を下っていく。

目の前のプラハの赤い屋根を眺めながら歩くのは最高に気持ちがいい。

さすが百塔の街。

たくさんの塔が目に入る。

そしてプラハといえばカレル橋。

多くの人でこの橋は常に賑わっている。

両端にはお土産屋さんや、即興似顔絵のパフォーマンス、音楽の演奏など様々な大道芸人の姿を見ることができる。

少し離れたところまで行くと、このようにプラハ城とカレル橋の両方を一望できる。

川の流れに耳を傾けながらぼんやりとこの景色を眺めて過ごす。

とても幸せな時間だ。

そこから旧市街中心部の方へ歩いて行く。

目の前に見える尖塔が2つある大きな建物はティーン教会。

この旧市街の目印になる建物だ。

左手には旧市庁舎があり、そこで有名なのが天文時計だ。

1時間おきに、時計に仕掛けられたからくり人形が動き出し、時間を伝えてくれる。

その時間になるとここは見物する人でいっぱいになる。

旧市街広場はちょうどイースターの時期でお祭りのような雰囲気だった。

屋台がたくさん出ていて、多くの人で賑わっていた。

そしてプラハ名物といえばこれ。


トゥルデルニークというものらしい。

甘いものが苦手なぼくだがつい美味しそうな匂いに惹かれて買ってしまった。

これはバームクーヘンのように生地を焼き、周りに砂糖とシナモンをまぶしたお菓子だ。

ほとんどの人はこれにトッピングを加えて食べていた。

アイスクリームやチョコ、生クリームや果物など、バリエーションは様々だ。

ぼくはあえてクラシックスタイル。

何もトッピングせずに頂いてみた。

海外のお菓子は猛烈に甘いのではないかと警戒していたが、いやいや、まったく甘ったるくない。

そしてシナモンの風味が絶妙だ。

生地は外側はパリッとしていて、中はふわふわで少しもっちりした食感だ。

これはうまい。

プラハに来た際はぜひお薦めしたい。

旧市街からまた川の反対側へと戻る。

するとそこには川辺まで下りられる場所があった。

そこに行ってみると、なんと白鳥がそこかしこにいるではないか。

白鳥越しに見るカレル橋。

これもなんとも味わい深い。

プラハは本当にのどかな街。

もちろん、観光客はたくさんいる。

でも、不思議とうるさく感じない。

なぜなのだろう。

それに少し旧市街から離れれば静かな雰囲気が漂う。

カレル橋からの夜の眺め

そして、何より、治安がいい。

初日に同行していただいたガイドさんによると、夜遅くまで歩いていてもまず大丈夫だそうだ。

ここプラハはそれほど治安がいいようだ。

ぼくはあまり夜は出歩かない方だが、お酒が好きな人にもプラハはものすごくいい街と言えそうだ。

チェコのビールの美味しさは世界でも有名だ。

夜遅くまで街中いたるところでレストランやバーは賑わっている。

いずれにせよ、プラハは非常に観光客に優しい街だ。

海外のどこに行こうか迷っている方がおられるなら、ぼくは絶対プラハをお勧めするだろう。

プラハは本当に魅力的な街だった。

続く

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この記事を書いた人

真宗木辺派函館錦識寺/上田隆弘/2019年「宗教とは何か」をテーマに80日をかけ13カ国を巡る。その後世界一周記を執筆し全国9社の新聞で『いのちと平和を考える―お坊さんが歩いた世界の国』を連載/読書と珈琲が大好き/

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