中国

ナーランダー大学第三次インド遠征~ブッダゆかりの地を巡る旅

(84)あの玄奘三蔵法師が学んだナーランダー大学へ~インドで私が最も感動した仏跡!

ナーランダー大学・・・

皆さんはこの仏跡の名前を聞いたことがあるでしょうか。

ブッダ誕生の地ルンビニーや、悟りの地ブッダガヤ、初転法輪のサールナート(鹿野園)などと比べると明らかにマイナーな遺跡です。

しかしこの遺跡こそ私がインドで最も感動した仏跡のひとつとなったのでした。

ネパール仏教第三次インド遠征~ブッダゆかりの地を巡る旅

(76)日本と同じ妻帯する仏教の存在!ネパールの独特な仏教事情について

前回の記事ではネパール仏教の象徴スワヤンブナートを紹介しましたが、今回の記事ではそのネパールの独特な仏教事情についてお話ししていきます。特に記事タイトルにあるように、日本と同じく妻帯する仏教がこの国に存在するという点に注目していきたいと思います。

仏教聖地スリランカ紀行

(55)AFP通信社コロンボ支局長にスリランカ内戦や今後のスリランカ情勢についてお聞きしました

コロンボ滞在の中で私が特に楽しみにしていたことがあります。

それがAFP通信社コロンボ支局長との面会でした。

AFP通信社はフランスに本拠地がある世界的なメディアですが、あるご縁からそのコロンボ支局長とお会いすることになったのです。そして私はスリランカ情勢などについて質問させて頂きました。

ハンバントタ仏教聖地スリランカ紀行

(52)中国の「債務の罠」の象徴ハンバントタ港を遠望~スリランカの中心都市コロンボへ向けて出発

カタラガマからコロンボへと向けて出発した私でしたが、その途中、日本でもよく知られているある港を私は見ることになりました。それがハンバントタ港です。

中国の一帯一路との関係性でこの港はよく言及されますが、そのことについてもこの記事では考えていきます。

アバヤギリ派観音像仏教聖地スリランカ紀行

(49)なぜスリランカで大乗仏教は滅びてしまったのか~密教の中心地でもあったスリランカ仏教界に何があったのか

前回の記事でスリランカにも大乗仏教の伝統が存在していたことをお話ししましたが、今回の記事ではそんなスリランカの大乗仏教の流れについてざっくりとお話ししていきます。

仏教とは何かを考える上で非常に重要なポイントがこの記事で語られることになります。読者の皆さんもきっと驚くことでしょう。

スリランカスリランカ、ネパール、東南アジアの仏教

仏教国スリランカを知るためのおすすめ本一覧~仏教・歴史・文学など、知られざる魅力をご紹介!

私はスリランカの仏教を学び、衝撃を受けっぱなしでした。まさかと思うことがどんどん出てきます。私の仏教観を根底から覆したと言ってもよいでしょう。

スリランカは面白い!私はまさにこの国の仏教やその歴史、文化にすっかり夢中になってしまいました。この記事ではそんなスリランカについてのおすすめ本を紹介していきます。

仏跡現地写真から見るブッダ(お釈迦様)の生涯

【仏教講座・現地写真から見るブッダ(お釈迦様)の生涯】記事一覧~目次としてご利用ください

この連載記事を読めばブッダの生涯だけでなく当時のインド社会の雰囲気も感じて頂けることでしょう。これはきっと皆さんにとっても刺激的な体験になると思います。

「宗教や仏教を学ぶ」と言いますと肩肘張ったものになってしまうかもしれませんが、ぜひ気楽にブッダという一人の偉人の生涯に触れて頂けたらなと思います。

インド現地写真から見るブッダ(お釈迦様)の生涯

(25)ブッダ死去後の仏教の歴史を極簡単に解説~仏教教団の歩みと伝播。日本伝来についても一言

今回の記事では全21回の連載記事のまとめも兼ねてブッダ死去後の仏教の歩みについて極々ざっくりとお話ししていきます。世界にまたがる2000年以上の歴史をほんの1ページでまとめるというのはあまりに無謀なことではありますが、仏教の流れを知る上でもきっとお役に立てるのではないかと考えています。

インド仏跡インドにおける仏教

インド仏教をもっと知りたい方へのおすすめ本~入門から専門書まで私がぜひおすすめしたい逸品を紹介します

この記事ではブッダやインドの仏教を知る入門書としておすすめの作品を紹介し、その後はもっと仏教を知りたい方におすすめの参考書を厳選してご紹介していきます。

私のチョイスする参考書は仏教書としては一風変わったラインナップになりますがきっと皆さんの新たな発見のお役に立てるのではないかと確信しております。

仏教の思想8中国仏教と思想・歴史

『仏教の思想8 不安と欣求〈中国浄土〉』~曇鸞、道綽、善導の思想と生涯、時代背景も知れるおすすめ参考書!

本書では曇鸞、道綽、善導の思想だけでなく彼らの生涯や時代背景も知ることができます。当時の中国の政治情勢あってこその仏教ということがよくわかります。度重なる戦乱や仏教弾圧の中で中国浄土教が発展し、善導の時代には繁栄極める国際都市長安の繁華街で善導浄土教が支持を受けていくという流れは非常に興味深かったです。やはり歴史に名を残す偉人たちと時代背景のつながりというのは面白いです。浄土真宗僧侶としてはどうしても親鸞や法然と向き合う時間が長くなってしまいがちですが、その源流を辿るというのもやはり大きな意味を感じます。源流を辿るからこそ親鸞の特徴や独自性が見えてくるというものです。

そういう意味でも本書は親鸞を学ぶ上でも非常に貴重な作品ということができるでしょう。