インド・スリランカ仏跡紀行

第二次インド遠征~インド・スリランカ仏跡紀行

(63)多磨霊園で三島由紀夫のお墓参り~生と死を問い続けた三島に思う

市ヶ谷記念館で三島由紀夫の自決現場を訪れた私は、そのまま東京都立多磨霊園へと向かいました。

目的はもちろん、三島由紀夫のお墓参りです。

私にとって三島由紀夫はもはや巨大な存在になりつつあります。そして壮絶な死を遂げた三島由紀夫にぜひ挨拶をしてから私はインドに発ちたいと思ったのでした。

第二次インド遠征~インド・スリランカ仏跡紀行

(62)三島由紀夫の自決現場、自衛隊市ヶ谷駐屯地(現防衛省)市ヶ谷記念館を訪ねて

市ヶ谷記念館での見学は三島の「力」への憧れや最後の瞬間を感じられた素晴らしい体験となった。三島由紀夫に興味のある方にはぜひおすすめしたいツアーである。

私はこの部屋で過ごした時間を忘れることはないだろう。三島はここで死んだのだ。この場所が残されていることに心から感謝したい。

市ヶ谷記念館第二次インド遠征~インド・スリランカ仏跡紀行

(61)三島由紀夫の壮絶な最期!あの日自決現場で何が起きていたのか

スリランカからの帰国後、猛烈な勢いで三島由紀夫について学んでいた私でしたがインド出発前にどうしても行っておきたい場所がありました。それが三島由紀夫の自決現場たる自衛隊市ヶ谷駐屯地でした。今回の記事ではこの三島事件、あるいは楯の会事件と呼ばれる出来事についての経緯をじっくりと見ていきます。

三島ディズニー第二次インド遠征~インド・スリランカ仏跡紀行

(60)三島由紀夫はディズニーランドが大好きだった!?三島はディズニーの何に魅了されたのだろうか

日本は世界でも類がないほどディズニーが浸透している国のひとつだと思います。ですが、その人気は単に娯楽的な側面だけでは片づけられません。その歴史や奥深さを知ればもっとディズニーを楽しめることは間違いありません。あの三島由紀夫ですらメロメロになったのです。ディズニーランドには三島をも魅了する何事かがあったのです。

第二次インド遠征~インド・スリランカ仏跡紀行

(59)やはり三島由紀夫は別格だった!圧倒的筆力にドストエフスキー的黒魔術を感じる

東大安田講堂を訪れ、いよいよ函館に戻ってきた私は休む間もなく猛烈に読書を続けました。

そしていよいよ三島由紀夫の代表作『金閣寺』を手に取ったのでした。私にとってこれが初の三島作品…。

私は『罪と罰』をかつて「ドストエフスキーの黒魔術」と呼びました。そしてまさに三島由紀夫の『金閣寺』もそのような作品だと確信しました

安田講堂第二次インド遠征~インド・スリランカ仏跡紀行

(58)東大安田講堂を訪ねて~あの東大安田講堂事件は何だったのか。当時の学生紛争について思う

私はインド・スリランカを旅しながら学生紛争についての本を読み漁っていました。特に佐々淳行著『東大落城安田講堂攻防七十二時間』ではこの安田講堂事件の裏側が生々しく描かれていました。

その安田講堂にこれから向かうのです。私にとって何度も来たはずの東京大学が全く違って見えた1日でした。

早稲田大学第二次インド遠征~インド・スリランカ仏跡紀行

(57)私は「この人」を知っている…!帰国便で知った衝撃の事実。「彼は早稲田で死んだ」のだ。

帰国便で私はある本を読むことになりました。それが樋田毅著『彼は早稲田で死んだ』でした。

私はこの本で息が止まるほどのショックを受けることになります。

この本に何が書かれていたのか、そして私はその何に衝撃を受けたのかをお話ししていきます。私の中で何かが決定的に変わってしまった瞬間でした。

ケラニヤ寺院第二次インド遠征~インド・スリランカ仏跡紀行

(56)コロンボ近郊のケラニヤ寺院で満月の祝日(ポーヤデイ)の賑わいを体感!

ここスリランカでは毎月の満月の日に当たるこのポーヤデイにはお寺参りをするという習慣が根付いています。

ポーヤデイで賑わうケラニヤ寺院を見ることができたのは私にとって非常にありがたい経験となりました。スリランカの仏教徒の信仰深さをまざまざと感じました。日本とは違う仏教との付き合い方があるのだと心底感じた体験でした。

第二次インド遠征~インド・スリランカ仏跡紀行

(55)AFP通信社コロンボ支局長にスリランカ内戦や今後のスリランカ情勢についてお聞きしました

コロンボ滞在の中で私が特に楽しみにしていたことがあります。

それがAFP通信社コロンボ支局長との面会でした。

AFP通信社はフランスに本拠地がある世界的なメディアですが、あるご縁からそのコロンボ支局長とお会いすることになったのです。そして私はスリランカ情勢などについて質問させて頂きました。