カピラヴァストゥ

(72)ブッダが生まれ育ったカピラヴァストゥへ~ブッダの王宮は意外と小さい?

ブッダが生まれ育ったカピラヴァストゥ。

やはり現地を歩くと見えてくるものがあります。これまで本の上でしか知らなかった世界がリアルな感触をもって現れてきます。祇園精舎とカピラヴァストゥがこんなにも近い場所にあることも車で走ったからこそ体感できました。現地に来たことでブッダの生活圏が具体的に私の中に染み込んできました。

ルンビニー

(71)ブッダ生誕の地ネパールのルンビニー、マヤ・デヴィ寺院へ

本日の目的地はブッダ生誕の地ルンビニー。いよいよ国境を越えてネパールに入国します。

ブッダは紀元前463年にお生まれになりました。母のマーヤーが里帰り出産をする帰途で急に産気づき、ここルンビニーで出産することになりました。現在、その場所はマヤ・デヴィ寺院という建物が立つ聖地となっています。

(69)インド八大仏跡の一つ、祇園精舎へ~平家物語の「祇園精舎の鐘の声」で有名な仏跡へ

サンカシャを訪れた翌日、私は『平家物語』で有名な祇園精舎目指して出発しました。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」のあの祇園精舎です。

祇園精舎は現在もブッダ在世時の雰囲気を感じられる素晴らしい場所でした。数ある仏跡の中でもここは特にお気に入りの場所となりました。

サンカシャ

(68)仏教八大聖地の一つ、サンカシャへ~ブッダの天上からの降臨伝説「三道宝階」の地へ

ここサンカシャでいよいよ私の八大仏跡の旅が始まりました。その一番最初が最もマイナーで地味な場所というのも逆に味わい深い。「こんな田舎に仏跡があるのか」というのはある意味大きな発見です。仏教がどういう場所で栄え、どういう運命を辿ったのかがわかるというものでした。

タージ・マハル

(67)インドの象徴タージ・マハルへ~まるで宮殿のような墓とそれを見つめる囚われの王の悲劇

インドといえばタージ・マハル。世界で最も有名な建築物のひとつたるこの世界遺産を私も訪れました。

宮殿のようなこのタージ・マハルでありますが、ここには愛する妻を失った王の悲しみが込められていました。この記事ではそんな悲しき王のエピソードについてもお話ししていきます。

マドゥライ

(66)南インドのマドゥライ、ミナクシ寺院でディズニーの宗教性を確信した日

タンジャーブルでスリランカに侵攻したチョーラ朝の強大さを実感した私は次の目的地マドゥライへと向かいました。

この街の空港からデリーへと向かい私は仏跡巡りを始めるのですが、その前に南インドを代表するヒンドゥー教寺院のひとつであるミナクシ・アンマン寺院へと私は立ち寄ることにしたのでありました。

タンジャーブル

(65)南インドの古都タンジャーブルへ~あまりに巨大!これはスリランカもひとたまりもない!

さあ、第三次インド遠征がいよいよ始まります。

私の最初の目的地は南インドの古都タンジャーブル。

私はブッダゆかりの地を巡る前にここタンジャーブルでスリランカ仏教紀行の積み残しを片付けに来たのでありました。

11世紀にスリランカを呑み込んだ大国チョーラ朝とはいかなる国だったのでしょうか。その首都を訪れてみました。