Shinran and Dostoevsky/World Literature

Learn about the life and thought background of Marx Engels

(60) What did Marx think about the communist revolution in Russia?

According to the revolutionary theory of Marx and Engels, a proletariat revolution would take place after capitalism matured and the economy collapsed. Engels confidently stated that a proletariat revolution would take place in Russia, where capitalism had not yet reached maturity. What about the concept of the "law of history" itself, which is sure to prevail in this case?

This article will look at that

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(59)マルクス『ゴータ綱領批判』概要と宿敵ラッサールとの対決

マルクス・エンゲルスの強敵はバクーニンだけではありませんでした。

バクーニンは「マルクスの共産主義が独裁的な国家権威主義になることを見抜いていた」非常に危険な存在で、マルクス・エンゲルスが利用しようとしていたインターナショナルを消滅させた難敵でした。

今回紹介するラッサールもそれに劣らず彼らにとって厄介な敵なのでありました。

Vermeer, the Painter of Light and the Scientific Revolution

F・クレインス『ウィリアム・アダムス ―家康に愛された男・三浦按針』~初来日のオランダ船リーフデ号に乗ってきた英国人ウィリアム・アダムスの素顔とは

フェルメールをきっかけに東インド会社に興味を持った私でしたが、そこから日本の歴史とも繋がったということでこれは楽しい読書になりました。

ウィリアム・アダムスがオランダ船リーフデ号で日本に漂着したというのは後のオランダ東インド会社と幕府との貿易に非常に大きな影響を与えることになります。

フェルメールと東インド会社、そして江戸幕府。

この3つのつながりを考えながらフェルメール絵画を鑑賞する。これは何ともマニアックでありながら楽しい鑑賞スタイルでもあります

Vermeer, the Painter of Light and the Scientific Revolution

平川新『戦国日本と大航海時代』~なぜ日本はポルトガルや英蘭東インド会社の植民地にならなかったのか

16世紀から17世紀、スペイン、ポルトガルがアメリカやアジアの海を席巻していた中で新しく台頭してきたイギリス、オランダ。

この4強が日本を狙わなかったわけがありません。アジア諸国も続々と彼らに支配されていく中でなぜか日本だけは彼らに屈することがありませんでした。なぜこんなことが可能だったのでしょうか。それがこの本で語られます。正直、私はこの本を読んでものすごく驚きました。これまでの日本観が変わってしまうほどでした。

Tolstoy, the Russian Giant

Tolstoy's "Ivan the Fool and His Two Brothers" Synopsis and Comments - Tolstoy speaks out against war and non-violence in a simple folk tale.

一般的には『イワンのばか』という名で有名なトルストイのこの作品ですが、正式には『イワンのばかとそのふたりの兄弟』が正式な名前となっています。

この作品にはトルストイ思想がこれでもかと詰まっています。しかもそれが素朴に、わかりやすく表現されています。非常に読みやすい作品です。

ロシアによるウクライナ侵攻で揺れる今だからこそ重要な作品だと思います。

Tolstoy, the Russian Giant

Tolstoy's "My Faith Is Either" Summary and Impressions - Tolstoy's Search for Truth and Its Conclusion Feels Nietzschean

私はトルストイのこの作品を読み始めてすぐ、うっすらとではありますがニーチェ的なものを感じました。

そしてそのうっすらとした予感は確信へと変わることなります。

トルストイはこの作品で教会を批判し、自身の信仰、思想を開陳していきます。

私はそれらトルストイの言葉に、自らの理性によって真理を掴み、それにより自己完成を目ざさんとするニーチェ的な感性を感じたのでありました。

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(58) Bakunin saw that Marx's communism would become autocratic state authoritarianism.

Bakunin, the strongest rival of Marcus Engels.

If he were merely an attraction, he could easily have been unseated by the political power of Marx Engels. He has done it time and time again: belittle his enemies, slander them, and isolate them through political maneuvering.

The real threat, however, lay in Bakunin's detection of a crucial weakness in Marx-Engels' thought. Bakunin saw exactly where their ideas were going. One can only be astonished at how astute he was.

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(57) The strange relationship between Paul Lafargue, Marx's son-in-law and author of "The Right to Be Lazy," and the wealthy Engels.

マルクスの娘婿ポール・ラファルグ。

彼は『怠ける権利』という本を執筆し、その作品で労働を拒絶し、高貴で神聖な怠ける権利を主張しています。そしてこの本はマルクス主義者に大きな影響を与えたことでも知られていますが、そのラファルグ本人がどのような生活をしていたかをこの記事では見ていきます。

Vermeer, the Painter of Light and the Scientific Revolution

List of recommended Vermeer commentary books - To enjoy the wonderful world of paintings by Vermeer, the painter of light.

フェルメールといえば『真珠の首飾りの少女』や『牛乳を注ぐ女』で有名な17世紀オランダの画家ですよね。

今回の記事ではこれまで当ブログで紹介してきたフェルメールのおすすめ解説書をまとめてご紹介していきます。

どれも自信を持っておすすめできる非常に面白い本ばかりです。皆様のフェルメール鑑賞のお役に少しでも立てましたなら何よりでございます。

Vermeer, the Painter of Light and the Scientific Revolution

羽田正『興亡の世界史第15巻 東インド会社とアジアの海』フェルメールの生きた17世紀オランダ繁栄の源泉とは

私がこの本を手に取ったのはフェルメールの絵画がオランダの東インド会社の繁栄と強いつながりがあったことを知ったのがきっかけでした

であるならば東インド会社をさらに学ぶことでフェルメール絵画の背景をさらに知ることができるのではないか。さらには東インド会社を知ることでフェルメールだけでなく当時の世界情勢や日本についても知れるのではないか。そんな思いを抱くようになったのでした。

そして読み始めた『興亡の世界史第15巻 東インド会社とアジアの海』。これがまたいい本でした!面白い!これはおすすめです!