Israel

Modern Russia and the Russo-Ukrainian War

Anbu Touma, "The Syrian Civil War" - Recommended for learning about the Assad regime and the history of the civil war. Also to learn about the connection to the Russian-Ukrainian war.

この本は複雑怪奇なシリア内戦の流れを時系列に沿って解説してくれます。

解説はかなり丁寧で、この内戦について全く知らない方でも読み進めていくことができます。この内戦がなぜこんなにも入り組んだ構図になってしまったのかという流れがとてもわかりやすかったです。

また、この内戦に対するアメリカとロシアの駆け引きを知れたのも大きかったです。この内戦がなぜロシア・ウクライナ戦争において重要だったかがよくわかりました。

Russian History and Culture and Dostoevsky

O. Fayziz, "The Crimean War" - A great book to learn about Russian-Ukrainian relations and modern Western European affairs!

I was really surprised by this work as well.

I was stunned to learn that the Crimean War was such a war.

Although this war is covered in world history textbooks, it is a reminder of how intricate the background was and how the effects of this war have continued to the present day.

In a world shaken by the situation in Ukraine, it is very significant to learn about this war.

I highly recommend this work.

Learning from the History, Thought and Literature of the Cold War World

高橋和夫『なるほどそうだったのか!!パレスチナとイスラエル』~パレスチナ紛争のおすすめ入門書!

この本はパレスチナ問題の入門書として最適です!非常にわかりやすい解説で、初学者にも優しい1冊です。 この本では複雑で難しいパレスチナ問題を考える上での基礎を学ぶことができます。 この記事ではその中から民族主義、シオニズム、イギリスの三枚舌外交についてお話ししていきます。

Learning from the History, Thought and Literature of the Cold War World

タミム・アンサーリー『イスラームから見た「世界史」』~イスラム教の歴史を知るのにおすすめの名著!

イスラム教の歴史を知る上でこの本は最高の本です。単にイスラム教そのものを知るだけではなく、世界とのつながりからそれを見ていくことができます。この本の素晴らしい点はまさに著者の語り口にあります。宗教や世界史の知識がない人にもその面白さが伝わる語りというのはなかなかできることではありません。それを著者は見事にやってのけます
私はこの本が大好きで何度も読み返しています。2019年に海外を旅する前にもこの本でイスラム教の歴史を学びました。

この本を読めばきっと意外な事実をたくさん発見すると思います。こんな刺激的な本はなかなかお目にかかれません。

Spain (ed.)

Reflections on the Meaning of the Holy Land in Santiago de Compostela, Spain (15)

先の記事「カトリック巡礼の聖地、サンティアゴ・デ・コンポステーラに到着 スペイン編⑭」ではサンティアゴ・デ・コンポステーラが聖地となったのは9世紀初頭に聖ヤコブの遺骨が見つかったことがきっかけであることをお話ししました。

そしてここサンティアゴ・デ・コンポステーラはエルサレム、バチカンに並ぶカトリック三大巡礼地として非常に重要視されている聖地。

今回の記事ではこの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラと聖なるもののパワーという観点からお話ししていきます。

アウシュビッツPoland (ed.)

死の収容所アウシュヴィッツを訪れる②~ナチスとユダヤ人の処遇 ポーランド編⑤

ナチスがユダヤ人をどのように扱ったのかというのは博物館の展示でも大きなテーマとして取り上げられています。

「人間の本質が極めて特異な形で現れたのがホロコースト。」

エルサレムの「ヤド・ヴァシェム」でガイドさんが言っていた言葉です。

だからこそ、ここアウシュヴィッツで学んだことを「ここで悲惨なことがあったのだ」で終わらせてはなりません。

アウシュビッツPoland (ed.)

Visiting the Death Camp Auschwitz (1) - Learning from the Holocaust, Poland (4)

2019年4月14日。

私はポーランド最大の目的地、アウシュヴィッツに向かいました。

幸い、朝から天候にも恵まれ、前日までの凍てつくような寒さも少し和らいだようだ。

クラクフのバスターミナルからバスでおよそ1時間半。

アウシュヴィッツ博物館前で降車します。

この記事では私のアウシュヴィッツでの体験をお話しします。

JerusalemIsrael ed.

Leaving Israel and the infamous Ben Gurion Airport - Finishing up in Israel ㉒

今回利用する空港はベングリオン空港。この空港は世界一出国審査が厳しいということで悪名高い。

普通の空港なら出発の2時間ほど前に空港に着けばいいところを、この空港は3時間前までには必ず着いていなければならないという条件がまずあります。

それに間に合わないとものすごく怒られるという。

それもそのはず、検査が何重にも行われ、荷物の中身もかばんを開けて全部チェックするという徹底ぶり。

そしてイスラエルで何をしていた?とかその荷物は誰がパッキングした?などたくさんの質問を受けることになる。

少しでも怪しいと別室送りになるというなんとも不安にさせるような情報もあった。

そんなベングリオン空港にこれから向かいます。

テルアビブIsrael ed.

中東のビーチリゾート、テルアビブで見た最高の夕陽! イスラエル編㉑

これからエルサレムの街を出発し、イスラエルの首都テルアビブに向かいます。

テルアビブと言えば首都移転問題で日本でも大きなニュースになった街。

そして事前に調べてみると、ここテルアビブは中東で最もヨーロッパを感じさせる一大ビーチリゾートなのだそう。

中東と言えば砂漠。そんなイメージがあったのですが、どうやらテルアビブは地中海に面した一大ビーチリゾートらしいのです。

宗教の聖地エルサレム、そして中東の砂漠。

そんなイメージを覆す世界がおそらくここにはあるのだろう。

ベツレヘムIsrael ed.

近いのに絶望的に遠い聖地…ベツレヘムの丘とエルサレム新市街 イスラエル編⑳

マルサバ修道院からの帰り道、見晴らしの良い丘に立ち寄りました。向こうに見えるのはエルサレムの街並みです。

そこでガイドさんが言った言葉に私は凍り付いてしまいました。

そしてエルサレムに帰った後、私は改めてパレスチナ問題について考えたのでありました。