黒沼ユリ子『ドヴォルジャーク―わが祖国チェコの大地よ』~チェコの大作曲家の生涯を知るのにおすすめ!
私は僧侶として仏教、宗教を学ぶ時に「宗教は宗教だけにあらず」という考え方を私は大切にしています。そしてこの伝記シリーズを読んで改めて「音楽も音楽だけにあらず」ということを感じさせられたのでした。
この伝記はドヴォルジャークの桁違いの生涯を知るだけではなく、当時の時代背景も知ることができるので非常におすすめです。
私は僧侶として仏教、宗教を学ぶ時に「宗教は宗教だけにあらず」という考え方を私は大切にしています。そしてこの伝記シリーズを読んで改めて「音楽も音楽だけにあらず」ということを感じさせられたのでした。
この伝記はドヴォルジャークの桁違いの生涯を知るだけではなく、当時の時代背景も知ることができるので非常におすすめです。
この伝記を読めばわかるのですがベートーヴェンはかなりめちゃくちゃな人間です。天才は日常生活においては完全なる不適合者であることが伝わってきます。
ですが、やはり人類史上屈指の天才は常人では想像もつかない偉業を成し遂げます。そんな天才の偉業がなされていく過程をこの本ではドラマチックに語っていきます。ものすごく面白いです。
バッハ(1685-1750)はドイツのライプツィヒを拠点に活躍していました。しかし人々は彼の真価を理解できず、彼の死後、その存在は忘れ去られてしまっていたのでした。
この本を読めば当時のキリスト教会の雰囲気やドイツの時代背景まで知ることができます。そしてそんな社会の中で孤軍奮闘するバッハの尋常ならざる戦いを目の当たりにすることになります。
ブラームスの伝記もこれまたものすごく面白かったです。ひのまどかさんの語り口の素晴らしさにはただただ脱帽です。私はもうすっかりファンになっています。もう憧れの域です。子供向けの本とありますが、間違いなくどんな人が読んでも心打たれる作品です。この「作曲家の物語シリーズ」は本当に驚くべき作品群です。
そしてこの伝記を読んで特に意外だったのは、シューベルトの引っ込み思案、謙虚さ、人のよさでした。普通、歴史に残るような天才は強烈なエゴを持っていたり、破天荒な生活を送るイメージですが、シューベルトは全く違いました。31歳にして命を落としてしまったのが非常に悔やまれます。
この本もとにかく素晴らしい伝記です。スメタナに続きモーツァルトの伝記も読んだわけですがもうすっかりひのまどかさんのファンになってしまいました。こんな面白い本に出会えて私は幸せです。
モーツァルトのことだけではなく、当時の時代背景も学べるので一石二鳥以上の内容となっています。ぜひぜひおすすめしたい一冊です。
スメタナは苦労人で、とても真面目な作曲家でした。やっとのことでプラハの劇場主席指揮者の地位に立ちます。そしてすぐに大きな実績を上げ、楽団員からの信頼も勝ち得ました。
しかし、そんな幸せも長くは続きませんでした。この記事では悪意ある誹謗中傷によって偉大な才能を持つ大人物が壊されていく過程をじっくりと見ていきます。
この伝記は非常におすすめです。本紹介に「全6曲の『わが祖国』をはじめ、耳の病に苦しみつつも大きな成功を得たスメタナの前向きな生きる姿を感動的に描く」とありますように実際私もうるっと来てしまいました。これは素晴らしい伝記です。ぜひぜひ読んで頂きたい逸品です!この本に出会えて本当によかった!!最高です!!
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