Shigeru Kashima, "Parisian Customs by Occupation" This is a book to learn about the life and occupation of people in 19th century Paris and the historical background!
この本では19世紀中頃のパリの人々の生活を職業という面から見ていきます。
小説が書かれた当時に当たり前だったことはわざわざ書かれたりはしません。
ですがその当たり前は「現代人たる私達の当たり前」とはまるで異なります。仮に小説中に弁護士という職業の人間が出てきたとしても、私達の想像する弁護士とはだいぶ違った仕事や生活ぶりをしていたのです。学生や医者、教師、グリゼット、警察、ジャーナリストなどなど、この本では様々な職業の「当たり前」を知ることができます。
この本を読めばフランス文学がものすごくわかりやすくなります。