ボスニアの首都サラエボに到着~ボスニアはどんな国? ボスニア編②
2019年4月26日。ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボの空港に着陸。
サラエボは街の周囲を山で囲まれた街。
街からすぐそこに豊かな自然があります。
ですが同時にこの地形こそサラエボの人々を苦しめることとなってしまったのでありました
この記事ではボスニア紛争についてこれからお話ししていく前に、ボスニア・ヘルツェゴビナという国のあらましについてお話ししていきます。
2019年4月26日。ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボの空港に着陸。
サラエボは街の周囲を山で囲まれた街。
街からすぐそこに豊かな自然があります。
ですが同時にこの地形こそサラエボの人々を苦しめることとなってしまったのでありました
この記事ではボスニア紛争についてこれからお話ししていく前に、ボスニア・ヘルツェゴビナという国のあらましについてお話ししていきます。
2019年4月26日。私はウィーンからボスニア・ヘルツェゴビナの首都、サラエボに向かいました。
旅の計画を立てるにあたってこの国に関心を持ったのも、ボスニア紛争が宗教と民族の争いで、仲良く暮らしていた隣人が急に殺し合うようになったのだと教えられた記憶があったからでした。
なぜ人間はこうも簡単に人を憎むことができるのだろうか。
なぜ仲のよかった隣人を宗教を理由に殺すことが可能だったのか。
宗教は人を残酷な行動に駆り立てるものなのだろうか。
民族の対立は人間に宿命づけられた地獄の入り口なのだろうか。
このような疑問が生まれたからこそ、私はボスニアを訪ねることに決めたのでした。
ウィーンで自由に動くことのできる時間はたったの1日のみ。
その1日の最後をどう締めくくろうか、悩んだ末に私が出した答えは、教会コンサートなるものでした。
ウィーンはクラシック音楽の本場。
クラシックのクの字もわからない私ではあったが、やはり本場のクラシックというものを聴いてみたい。
しかし、いきなりドレスコードが必要な本格的なコンサートに行くのは気が引ける。
そこで色々と調べてみると、ウィーンでは毎日いたるところでコンサートが行われているというのでした。
その中でもおすすめと出ていたのがカールス教会でのコンサート。この記事ではその時の体験をお話ししていきます。
シェーンブルン宮殿の見学を終え、次に向かうは聖ペーター教会。
この教会もシュテファン大聖堂のすぐ近くにあり、街の中心部にあります。
先程見学したシェーンブルン宮殿からも徒歩で10分もかからず着いてしまいます。
薄いピンクと白の色合いはなんとも心地よい感覚を私に与えてくれます。
優しく、心穏やかにさせてくれるような温かみのある空間。
厳かな空気の教会も良いが、私はこういう心穏やかになるような、優しくて親しみのあるような教会が好みです。
さて、次に向かうはオーストリアの誇る世界遺産シェーンブルン宮殿。
こちらはチェコ編でも何度も出てきたハプスブルク家が13世紀後半から1918年までおよそ600年以上にわたって住居にしていた王宮です。
いわば世界最強の王族の本拠地がこのシェーンブルン宮殿ということになります。
600年という長きの間ここは住居として使われていたので、何度となく増改築がされています。
そのため敷地はとてつもなく広い。
その中でも今回私は旧王宮と銀器博物館、シシィ博物館の3つの施設を訪れることにしました。
ウィーン散策でまず向かったのは市内中心部にそびえ立つ最も目立つ建造物、シュテファン大聖堂。
建物の構造は同時代に作られたプラハの聖ヴィート大聖堂に似ているものの、この教会の特徴は宙に吊るされた石の装飾にあります。
この石が一体何を表すのか、そもそも本当に石なのかは近くで見てもわかりませんでしたが、オレンジ色のライトに照らされた石は非常に美しかったです。
石とライトと教会。
この組み合わせはなかなか思いつきませんが、いざ目にしてみるとここまで馴染むものかと驚きました。
プラハからウィーンへ到着。
思いのほか近代的でモダンな光景に度肝を抜かれてしまいました。
こんなにも近代的だったとはまったく想像もしていませんでした。
実は私はウィーンについては経由地として考えていたのでそこまでの予習をしてこなかったのです。
歴史ある文化と芸術の街というイメージが先行していたので、ここまでモダンな建築が軒を連ねているとは思ってもいなかったのでした。
プラハは美しい。いや、美しすぎる。
ですが、それだけではありません。
目に見える美しさだけが私を虜にしたわけではない。
目には見えない内面的なもの。きっとそれが感じられたからこそ、私はここまで惹かれたのでしょう。
The history, culture, and spirituality in which Prague has lived.
私はプラハの心がたまらなく好きなのだ。
だからこそ外面にもそれが美しさとなって現れているように私には見えてくるのではないだろうか。
何かを強烈に好きになるということは、外面だけの問題ではないのかもしれない。
改めて人間の心とものの見え方の関係に驚いたのでありました。
Kutná Hora is a quiet town about an hour's drive from Prague.
この街で有名なのは何と言っても骸骨だらけの教会、セドレツ納骨堂です
私がクトラーホラに向かったのもその姿を見に行くことが目的です。
まさに骸骨だらけのこの教会に私も度肝を抜かれました。
Prague has far too much to offer.
旧市街を中心に散策するだけでも十分に満足できるですが、少し離れた場所に行くとまた違った魅力を発見することができます。
その一つがこの記事でご紹介するペトシーン公園です。
こちらはマラーストラナ地区にある丘で、展望台や自然豊かな遊歩道が広がり、観光客や地元民の憩いの場として親しまれています。
緑豊かな自然がこんなに街の近くにあるというのもこの街の素晴らしさの一つ。プラハの絶景を自然と共に楽しめるおすすめスポットです。