(13) Special tour of the Vatican City, which is off-limits to all but authorized personnel! You will also get a rare behind-the-scenes look at St. Peter's Basilica!

Travels in Rome" - Charms of the Theater City of Rome and Pilgrimage to Bernini

Travel in Rome] (13) Special visit to the Vatican City, which is off-limits to all but authorized personnel! Also, a rare behind-the-scenes look at St. Peter's Basilica!

2022年11月28日、私は現地旅行会社のツアーでアッピア街道や水道橋を巡った。その時の様子は「(7)「すべての道はローマに通ず」~カラカラ浴場とアッピア街道、水道橋を訪問。古代ローマの驚異的な技術力に驚愕」の記事でもお話ししたが、私はこの日心臓がバクバクになるような嬉しいことがあった。

なんと、二日後の30日にバチカン市国の内部を見学できることになったのである!

バチカンの詳細地図 Wikipedia.

バチカン市国といえば世界最小の国家として有名だ。その中にはサン・ピエトロ大聖堂やバチカン美術館という言わずもがなの大建築があるが、バチカン市国には国家としての機構も当然ある。銀行や郵便局、裁判所など様々な施設が領内に存在する。ただ、大聖堂や美術館以外のエリアは関係者以外は立ち入り禁止のため、それらを目にすることは一般観光客にはできない。だが、なんと、そこに私は入場できることになったのである!

28日のツアーをお願いしたJimmy Tourさんが特別にバチカン内部の方とコネクションを繋いで下さり、バチカン内部を案内してくれることになったのだ。28日のツアーの中で私が僧侶であり、宗教の勉強のためにここに来て、普段は新聞記事も書いているということをお話ししたところ、向こうから提案して下さったのだ。これはまさに青天の霹靂!私は驚いて大興奮してしまった!全くそんなことを想像すらしていなかった。まさかこんなことになるなんて!ジミーツアーさんのご厚意には本当に感謝しかない。

ガイドさんと合流し、バチカン市国の入場ゲートからスイス衛兵の詰所を通りいよいよ敷地内へ。

今自分はバチカンにいるのだと高揚してしまう。信じられない。

バチカン市国内の大通り。入場ゲートから真っすぐ伸びた通りだ。

歩いてすぐ右手側には郵便局が。

門を通り坂を上っていく。

かなり高い所まで来た感覚。実は今私はバチカンの城壁の上に向かっているのだ。

因みに今私がいるのはまさにこの写真の中心近くのヤシの木のような植物がある辺り。この写真は外から見るバチカンの城壁だ。写真中央上部の一番背の高い建物はバチカン美術館の一部。マツボックリのレリーフで有名なあのバチカン美術館の中庭がそこにあるのだ。

バチカン美術館の中庭

普段見ることのない角度からバチカンを見ていけるのは非常に刺激的だ。

いよいよ城壁の上までやって来た。駐車場として車が止められているのがちょっと意外で面白かった。

城壁から見るローマの街並み。すぐ下はいつも自分が歩いていた道や広場がある。あのバチカンの城壁からまさかそれを見下ろすことになるとは。

バチカン内部の見学は続く。四方を建物で囲まれた広場にやって来た。写真正面はバチカン文書館。歴史ある貴重な資料が収められている、いわば人類の宝物庫だ。

この広場には消防車両も待機していた。さすが全てが揃っている。

そしてぜひ皆さんにお伝えしたいのがこの写真。ちょうど真ん中より少し上の壁沿いに通路のようなものがあるのが見えるだろうか。実はこれはバチカン美術館見学者の通路で、ここを通ってあのラファエロの署名の間に向かうのである。

この通路から見下ろした広場に私はいたのである。そしてその時私はこの通路を見上げていたのだ。今思い返しても不思議な気持ちである。

そしてさらに通路を進んでいく。右の写真はわかりにくいと思うが、実はこれ、システィーナ礼拝堂なのである。

ミケランジェロの天井画や『最後の審判』がある私の大好きな礼拝堂を外から見ることができたのだ。鳥肌が止まらなかった。この無骨とすら言える建築物の内部にミケランジェロのあの驚異の空間が広がっていたのだ。

そしてこれからはサン・ピエトロ大聖堂の裏側へと回っていく。

後ろを振り返ると長方形型の見事なシスティーナ礼拝堂の姿を拝むことができた。

バチカン庭園沿いを歩きサン・ピエトロ大聖堂のドームをぐるっと回る。

ちょうどサン・ピエトロ大聖堂の裏で庭師さんがバチカンの紋章型の庭木を仕上げているところに遭遇。とても気さくな方たちでキャンディまでもらってしまった。素直に嬉しい。

さあ、これがサン・ピエトロ大聖堂の裏側の姿だ!ミケランジェロ設計の大ドームもよく見える。この姿を見れるのは非常に貴重なことだ。

サン・ピエトロ大聖堂の正面は巨大なファサードがあることによってドーム部分の姿をじっくり見ることができないのである。

別の角度からも。サン・ピエトロ大聖堂の裏側、カテドラ・ペトリやバルダッキーノが置かれているまさにその辺りを後ろから見ている形である。ルネサンスのバチカンの総力を結集したこの巨大なドームを間近で見れたのは本当に嬉しかった。鳥肌が止まらなかった。

この後もバチカン市国内を歩き続けた。

この神殿のような建物はかつてバチカンの駅舎と使用されていて、今は免税店のショップとして生まれ変わっている。右の写真は建物の裏側。線路があるのが見えると思う。バチカン市国の中に免税店があるというのは意外だった。

こちらはガソリンスタンド。税金がかからないためローマ市内とも比べてかなり安価だそう。何をするにもバチカン市国内ですべて完結できてしまうからとても便利。

ドームをさらにぐるっと回りサン・ピエトロ広場へ歩いていく。

左側の門をくぐればサン・ピエトロ広場に出ることになるのだが、私はここで驚愕の事実を知ることになる。

実は私が訪れたこの日はローマ教皇の謁見の日に当たっており、今まさにこの向こう側で教皇がお話をされているとのこと。

教皇がお乗りになるオープンカーがすぐそこに待機していた。

そしてガイドさんは私にこう言った。「あなたは本当に幸運です!これから教皇様が戻って来られるのを見ることができるかもしれません!今確認してきます!」と。

え!?私が教皇様を直接この目で!?

私は頭が真っ白になった!まさかこんなことがあるのか!?

そしてガイドさんは急ぎ場所を移しそこで私たちは待機することになった。

ここはフランシスコ現教皇が今現在生活をしている施設。元々はバチカンを訪れる要人用の宿泊施設なのだが、フランシスコ教皇はこちらを自身の家としてその一室を利用している。このことはこれまでの歴史からすると異例のこととして話題になったそう。バチカン宮殿ではなくホテルの一室に住むというあり方はできるだけお金を使わなくて済むようにという教皇の意思だそうだ。こうしたフランシスコ教皇のあり方にローマ市民は強い愛を抱いているとガイドさんは仰っていた。

そして緊張しながらその時を待つ。

「間もなくです。警備の人たちが準備を始めました。向こうからあの車でやって来ますよ。」

いよいよか・・・私は心臓の音が聞こえるくらいの緊張だった。もちろん、直接お目通りすることなど到底できない。少し離れた位置から眺めるだけだ。でも、ほとんど目の前を通っていくのだ。世界を動かす一人を直接見ることができるのだ。緊張しないわけにはいかない!

そしてついにその時が来た。

広場の方からゆっくりと走って来る白い車。その後部座席に教皇は座っておられた。車の周りを数人のボディーガードが警備し、ゆっくりと近づいてくる。そして目の前を教皇がゆっくりと通り過ぎて行った・・・!これがあの・・・!私は固まってしまい手を振ることもできなかった。ただ口を開けて呆然と立ちすくんでしまっていた。

そして車はさらにスピードを落とし、宿泊施設の入り口で停車した。教皇は85歳の御高齢だ(2022年11月30日時点)。そして病気を患い、自力で立つことも困難なほどだとのこと。車から降りる際も椅子から立ち上がるだけでも苦しそうだった。ボディガードに身体を支えられゆっくりと車から降り、車いすに腰を下ろす。そして施設入り口を警護する衛兵に握手をしていた。ガイドさん曰く、入り口の衛兵に握手までする教皇はこれまでいなかったそう。椅子から立ち上がることすら困難なほど苦しい状態の中でも衛兵を気遣う教皇の姿に私も感動してしまった。

教皇の職務・任務は想像を絶するほどの激務だと思う。そんな中御高齢の身体をおしてたくさんの聴衆の前で演説をされていたのだ。教皇という存在の巨大さに私は圧倒されてしまった。

教皇が施設に入られた後の写真。私はしばらく放心状態から抜けられなかった。

この後もサン・ピエトロ大聖堂の地下墓地やベルニーニの設計した階段など特別な場所を見学させて頂いたがどれも素晴らしい体験となった。地下墓地は撮影が全て禁止なのと、ベルニーニの階段はまた後の記事で改めてご紹介するのでここでは割愛させて頂く。

それにしても教皇様を目の前にしたことで私はすっかり放心状態になってしまった。まさかこんなことになるとは想像もしていなかった。

今回のローマ滞在で最も衝撃を受けたのがこの日だ。こんなに素晴らしい機会を頂けたのはジミーツアーさんのおかげだ。二日前のアッピア街道のツアーもとても楽しく思い出に残っている。ローマに行かれる際はぜひJimmy Tourさんを皆さんにもおすすめしたい。

be unbroken

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