Stendhal.

Travels in Rome" - Charms of the Theater City of Rome and Pilgrimage to Bernini

(5) The Colosseum, a symbol of ancient Rome, and Goethe Andersen: The Romanticism that Fascinated Men of Letters

ローマ観光の定番中の定番のコロッセオでありますが、やはりここは面白い。その巨大な姿による圧倒的な視覚効果はもちろん、歴史的な背景も非常に興味深いです。

現代でこそ発掘と保全が進み今のような姿となっていますが、実は19世紀後半までのコロッセオは草の生い茂る牧歌的な姿をしていました。

そして私はこの巨大なコロッセオを眺めながらゲーテの巨人ぶりに圧倒されるほかありませんでした。私はこのコロッセオでゲーテの偉大さを改めて思い知ることになりました。ゲーテ、ゲーテ、ゲーテ!やはりあなたは恐るべき超人だ!私はあなたにひれ伏すしかない。

French Literature, History and Culture

Shigeru Kashima, "A Literary Guide to Paris" - A guidebook to Paris for fans of French literature! Read this and you will want to go to Paris!

This book will be a guide to Paris by Shigeru Kashima, a well-known French literary scholar on our blog.

そしてこの作品の特徴は何と言っても、パリの文学ゆかりの地を鹿島氏の名解説と共に見ていくことができる点にあります。

パリの名所ひとつひとつを文学と絡めてお話しして下さるこの本はフランス文学ファンにはたまらない作品となっています。

これを読めばパリに行きたくなること間違いなしです。ぜひぜひおすすめしたい一冊です。

French Literature, History and Culture

Stendhal's "The Red and the Black" Synopsis and Impressions - A masterpiece novel to learn about 19th century French society! A treasure trove of quotes!

この作品ではまさに一九世紀前半から中頃にかけてのフランス青年の成り上がり物語が描かれています。

そして興味深いのがその成り上がりに「恋愛」が大きなウエイトを占めているという点です。

ナポレオンも下級貴族から自分の才覚で皇帝まで成り上がりました。そしてそれと同じように今作の主人公ジュリアン・ソレルも成り上がりを目論みます。

その手段として恋愛があり、それを足掛かりに一気に階級上昇を狙うという社会風潮がたしかにあったのがこの時代のフランスだったのでした。そんなフランス事情を知れるおすすめの作品です

French Literature, History and Culture

What is the unexpected connection between Napoleon III's French Second Empire and Dostoevsky?

ナポレオン三世のフランス第二帝政期はドストエフスキーが初めて自分の目で見たフランスであり、この時代のフランスが後の世界のライフスタイルを決定づけていくという意味でも非常に重要な時代です。

この時代を知ることによって、ドストエフスキーが五大長編で何を言いたかったのかということがより明確になっていくのではないでしょうか。

FranceFrench Literature, History and Culture

List of 9 recommended reference books for understanding French culture and people's lives in the first half of the 19th century

この記事では19世紀前半、特に1830年頃からのフランス文化と人々の生活を知るのに便利な書籍をご紹介していきます。

フランス文化といえば豪華な社交界やフランス料理、ファッションなどを思い浮かべるかと思いますが、それらが花開くのは実はフランス革命以後のこの時代からでした。

ロシアの上流社会はフランス文化に強い影響を受けています。この当時のフランス文化を知ることはロシア人のメンタリティーを学ぶことにもとても役に立つのではないでしょうか。

FranceFrench Literature, History and Culture

A quick look at the flow of France after Napoleon - French July Revolution and February Revolution

この記事ではナポレオン以後のフランス、具体的にはナポレオン失脚後の1815年から二月革命という出来事が起こった1848年までの流れをざっくりとまとめていきます。

なぜドストエフスキーを知る上でこの時代のフランスの歴史を学ぶ必要があるのかと言いますと、この時代はまさしく彼の青年期と同時代であるからです。

彼の青年期はフランス文学と共にあったと言ってもよいほど、フランス文学に浸った生活をしていました。この時期のフランスを学ぶことはドストエフスキーを知ることにも繋がります。

crime and punishmentFrench Literature, History and Culture

After all, "Crime and Punishment" is interesting..! Think about its charm from the angle of Napoleon

When I use the word "funny" in Dostoevsky, it is not the same as "funny" as in ah-ha laugh, or "funny" as in ah-ha fun, or "funny" as in watching scintillating entertainment.

I mean the kind of fun that makes you lose track of time and get absorbed in it, and yet has a feeling of sticking with you long after you have read it.

Crime and Punishment" has a great deal of ideological depth that makes it such an interesting read.

そのひとつがラスコーリニコフの言うナポレオン思想です。

collen coolFrench Literature, History and Culture

Collencourt's "Napoleon's Russian Expedition: A Chronicle of the Crushing Battle of Napoleon's Russian Expedition" - This is the book to learn more about Napoleon's Russian expedition.

著者のコレンクールはナポレオンのロシア遠征を最も近くで見ていた人物です。

この本ではロシア遠征においてナポレオンが何を考え、どう行動したかを知る上ではこの上ない記録です。

特に、書名にもありますようにナポレオン軍のモスクワからの無残な敗走の姿をこれでもかと描写しています。

この本はナポレオンのロシア遠征の流れを学ぶのに最適の書です。

NapoleonFrench Literature, History and Culture

Napoleon's Moscow Expedition, General Winter, and the Fall from Glory - A Study of the Relationship between Dostoevsky's Crime and Punishment and Napoleon

今回はいよいよ大詰めです。いよいよナポレオンとドストエフスキーの祖国ロシアとの対決です。

ドストエフスキーの『罪と罰』の主人公ラスコーリニコフとナポレオンの関係をテーマに、ここまで長々とナポレオンの歴史をたどってきました。

改めてラスコーリニコフの言葉を読んでみると、ナポレオンの激動の流れを絶妙に言い表しているなと感心してしまいます。

NapoleonFrench Literature, History and Culture

Napoleon's Expedition to Egypt and Accession to the Czar's Throne - A Study of the Relationship between Dostoevsky's Crime and Punishment and Napoleon

今回の記事でも前回に引き続きナポレオンについてお話ししていきます。

ナポレオンはパリでの反乱を圧倒的な力で鎮圧、ここから獅子奮迅の働きで対外戦争にも連戦連勝していきます。

ここからのナポレオンの動きを知るためにはフランスと諸外国の状況を知る必要があります。

この記事ではそんなヨーロッパ情勢を見ていきます。