村山吉廣『中国の思想』~中国宗教の時代背景と全体像を掴むのにおすすめの参考書!
私がこの本を読んだのは以前当ブログで紹介した菊地章太著『儒教・仏教・道教 東アジアの思想空間』がきっかけでした。その本の中で本書が次のように紹介されていたのです。
「村山吉廣氏の『中国の思想』という本は、興味がある方にはおすすめの一冊。中国思想史を簡潔にまとめた本だが、ときどき身も蓋もないが書いてあってワクワクする。たとえば開口一番こんな惑じだ。
「中国の古典や思想に関心を抱いている人は多いけれども、そういう人の持っている知識はおおむね。不正確であり、時として大いに間違っている」
いきなり目のまえの人をたたっ斬るようで痛快ですね」
実際この本を読んでみるとまさに切れ味抜群の刺激的な一冊でした。
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