ピーター・ブルック『なにもない空間』~シェイクスピア演劇に革命をもたらした演出家の演劇論。蜷川幸雄にも大きな影響

著者のピーター・ブルックはイギリスの演出家で演劇界で絶大な影響力を持つ人物です。

特に1970年のシェイクスピア『夏の夜の夢』の演出では世界中の度肝を抜き、シェイクスピア演劇に革命をもたらしたことでも知られています。

ピーター・ブルックと蜷川さんの演劇論の重なりには読んでいて驚くしかありませんでした。

演劇論としての枠組みを超えて人生を考える上でもこの本は大きな示唆を与えてくれます。この本が名著として受け継がれている理由がよくわかりました。ぜひ皆さんも手に取ってみてはいかがでしょうか。