(19)宗教改革の街ジュネーブでドストエフスキーゆかりの地を巡る~夫妻の旅の転換点となった街に思う

前回の記事「ドストエフスキー夫妻待望の第一子ソーニャの誕生と早すぎた死~ジュネーブでの天国と地獄」ではドストエフスキーの喜びと悲しみの両極を見ることになった。

彼にとってバーデン・バーデンのギャンブル地獄とは全く質の違うどん底を見たのがジュネーブでの滞在だったのである。

私たちもそんなドストエフスキーが歩いたこの街をこれから歩いていくことにしよう。