チェ・ゲバラ『マルクス=エンゲルス素描』~ゲバラはマルクス主義に何を思う?あのゲバラがマルクスの伝記を書いていた!

この作品はチェ・ゲバラのマルクス主義に対する立場がどこにあるかが非常に重要なポイントです。

まず、私たちはマルクス主義というとソ連を思い浮かべてしまいますが、ゲバラからするとソ連式マルクス主義は本来のマルクスから歪められているように見えていたようです。ソ連は硬直した官僚主義になっており、その実態はゲバラの理想とするマルクス主義とは異なっていました。

この記事ではゲバラがマルクス主義をどう考えていたか、そしてそれに対して私が何を思うのかをお話ししていきます