(46)『資本論』制作に向け喝を入れるエンゲルス~二人の共同作業とエンゲルスの貢献

今となってはマルクスは世界中で知らぬものはいない超有名人ですが、存命中はそうではありませんでした。

ましてロンドンに亡命し始めてからは、無数にいる政治犯の一人という位置づけです。そんな中でくすぶっていたら為すべきことも成せません。

マルクスは完璧主義すぎて次から次へと本の海に沈没し、なかなか作品を書き上げることができないでいました。

そこでエンゲルスはマルクスに喝を入れたのです。

やはりマルクスはマルクスだけにあらず。エンゲルスという盟友あってこそだなと感じます。