アレクシエービッチ『チェルノブイリの祈り』あらすじと感想~原発事故の被害者の声を聴く世界的名著

著者はこの事故に関わるひとりひとりの声を丁寧に聴いていきます。歴史という大きなくくりにおいては失われてしまう個々の声。それをこの作品では聴くことができます。

あの当時、あそこで何が起こっていたのか、人々はそれに対し何を思い、何を語るのだろうか。

それを知れるのがこの本の最大の特徴です。