鹿島茂『フランス文学は役に立つ!『赤と黒』から『異邦人』まで』~おすすめのフランス文学入門書!

フランス文学といえば「恋愛」を思い浮かべる方が多いのではないかと思います。

たしかにフランス文学は恋がものすごく大きな要素を占めています。これは間違いありません。

ですが、単に「恋愛もの」だと侮るなかれ。フランス文学は現代社会を生きる私たちに恋愛だけでは収まらない大きな知恵を与えてくれる文学です。

この本ではフランス文学者鹿島茂氏が17世紀から20世紀までのフランス文学の代表作を取り上げ、その作品の概要とそこから学べる教訓を語ってくれます。これはフランス文学入門として最高の手引きとなります。