これまでの記事でドストエフスキーが最も敬愛していたプーシキンについてお話ししてきましたが、今回からそのプーシキンの後にロシア文学界を牽引したゴーゴリについてお話ししていきます。
ゴーゴリもドストエフスキーが非常に好んでいた作家で、彼のデビュー作『貧しき人びと』はゴーゴリの影響を強く受けていると言われています。
また、晩年には彼の子どもたちにゴーゴリの『タラス・ブーリバ』を読んで聞かせたりするなど、生涯を通してこの作家に対する愛情がうかがわれるエピソードが残っています。
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