プーシキンをこよなく愛したドストエフスキー。伝説のプーシキン講演とは

プーシキン講演はドストエフスキーが亡くなる前の年の出来事です。

病気が進行し『カラマーゾフの兄弟』の執筆だけでもやっとの状態で、命がけで臨んだ講演です。

おそらくこの遠征が彼の命を縮めることになってしまったのかもしれません。

ですが彼にとってプーシキンという詩人に対する思いはそれほどのものだったのです。命をかけてでも臨むべき戦いだったのです。