ベーリュスチン『十九世紀ロシア農村司祭の生活』あらすじと感想~19世紀ロシア正教の姿を嘆く農村司祭の悲痛な叫び

この本はとにかく強烈です。ロシアの農村の教会がここまでひどい状況にあったのかと目を疑いたくなってきます。

この本を読むことでいかにオプチーナ修道院が重要な場所であるか、ドストエフスキーにとってキリスト教というのはどういうものなのかということがより見えてくるような気がしました。