小林秀雄『読書について』に痺れる!こうして私はドストエフスキーを読み始めた~私とドストエフスキーの出会い⑷ 

『カラマーゾフの兄弟』を学生時代以来、9年ぶりに読み返してみて私は驚きました。

やはりこの小説はすごい・・・!

初めて読んだ時に衝撃を受けた箇所はもちろん、前回そこまで目に留まらなかった箇所でも「こんなことが書かれていたのか」と新たな感動を受けました。

そしてちょうどその時に読んでいたもう1冊の本、小林秀雄の『読書について』が私の道筋を決定づけることになります。

この本がきっかけで私はドストエフスキーに完全にのめり込むようになったのでした。