(59)やはり三島由紀夫は別格だった!圧倒的筆力にドストエフスキー的黒魔術を感じる

東大安田講堂を訪れ、いよいよ函館に戻ってきた私は休む間もなく猛烈に読書を続けました。

そしていよいよ三島由紀夫の代表作『金閣寺』を手に取ったのでした。私にとってこれが初の三島作品…。

私は『罪と罰』をかつて「ドストエフスキーの黒魔術」と呼びました。そしてまさに三島由紀夫の『金閣寺』もそのような作品だと確信しました