森三樹三郎『老荘と仏教』~中国における仏教受容と老荘の関係を知れる刺激的な一冊!

この本はとてつもなく面白い名著です!頭がスパークするほど刺激的な一冊です!」

いやあこの本には参りました。中国関連の本をこれまで当ブログではご紹介してきましたが、その中でも間違いなくトップクラスに君臨します。いや、中国に限らず仏教関連の本全てにおいてもこの本はその位置に来るでしょう。それほど面白い一冊です。

インドから伝来した仏教が中国においてどのようにして受容され変容していったのかが本書の主要テーマでありますが、これがものすごく刺激的です。
他にも老荘思想の概要や中国仏教と政治の関係性、禅仏教や浄土教の展開など、この本ではとにかく興味深い内容がどんどん出てきます。いや~面白い!脳内がスパークしました。