辻直四郎『インド文明の曙―ヴェーダとウパニシャッド―』~バラモン教の聖典の概要を学ぶのにおすすめの参考書

「本書はヴェーダの概要を、専門家以外の人に紹介するのを目的とする。従ってこれはヴェーダの研究書ではなく、常識としてのヴェーダの入門書である。」

「ヴェーダとウパニシャッド」といいますと何かとてつもなく難しそうなイメージが湧いてきますがこの本自体はここで述べられますように専門家以外の人にもわかるように書かれた入門書になります。

古代インドの宗教において何が信仰されていたのか、どのように信仰されていたのかということを知ることができるのがこの本です。

古代インドや原始仏教を学ぶ上で避けて通れない『ヴェーダ』や『ウパニシャッド』の入門書としておすすめの一冊です。