P・アイヤール『日本でわたしも考えた』~インド人から見た日本とは。日本の良さも悪さも率直に綴られた痛快作
この本を読めば日本とは何なのか、私たち日本人は海外からどう見られているのかというのがよくわかります。
この本を読んでいて特に感じたのはやはり「私達日本人も見られているのだ」ということでした。
私はここ数か月、インドについて学んでいます。インドについて語られた本をひたすら読み、この後には実際にインドを訪れる予定です。
そうして私はインドを読んで見て知ろうとしています。
ですがニーチェの「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」という言葉ではないですが、インドも私のことを見ているのだということを改めて実感したのでした。
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