シェイクスピア『リチャード三世』あらすじと感想~恐るべき悪のカリスマと運命の輪。初期の傑作史劇!
前作『ヘンリー六世』の段階ですでにグロスター公リチャードはその悪人ぶりを垣間見せていましたが、本作ではその悪のカリスマぶりを遺憾なく発揮します。
『ヘンリー六世』はこの『リチャード三世』のプロローグ的な役割も果たしていました。それによって私たち読者、観衆からすると続きが観たくて観たくてたまらない状態にさせられます。もうシェイクスピアの手のひらで転がされているようなものです(笑)
そしてその勢いのままこの作品を読むと最高に楽しい時間を過ごすことができます。『リチャード三世』を読む助走として『ヘンリー六世』を読むことをおすすめします。
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