シェイクスピア『ヘンリー六世』あらすじと感想~悲惨な内乱、薔薇戦争を描いたシェイクスピアのデビュー作

この作品は何と言ってもシェイクスピアのデビュー作になります。

そのデビュー作たる『ヘンリー六世』は15世紀に起こった薔薇戦争というイギリスを二分した悲惨な内乱がモチーフとなっています。

物語自体もあのジャンヌ・ダルクが出てきたりと、現代人たる私たちにとっても「おぉ~」となるシーンが幾度となく出てきます。

時代的にも近い当時の観衆たちはそれこそこの物語に強く引き込まれたのではないでしょうか。

続編の『リチャード三世』への期待がものすごく高まる作品です。すぐに読みたくて仕方がなくなりました。