ルクレーティウス『物の本質について』あらすじと感想~古代ローマのエピクロス派哲学者による驚異の自然科学論!
ルクレーティウスは古代ローマのエピクロス派の哲学者です。同時代人にはあのカエサル(前100-44)やキケロ(前106-43)がいます。
私はこの作品を読み衝撃を受けました。
「2000年以上も前にすでにこんなことを言っていた人がいたのか!」とそれこそ度肝を抜かれました。
本紹介で「エピクロス哲学の原子論的自然観を詳述した科学的啓蒙書として現在無二の史料的価値をもつ作品である」と述べられているように、この作品は科学的思考が書かれた作品です。
恐るべき人物が古代ローマにいました。
古代ローマの文化水準の高さに改めて驚いた読書になりました。
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