P・マクフィー『フランス革命史 自由か死か』~フランス革命の背景を大きな視点で捉えるおすすめ解説書
この本を読んで特に感じたのは革命のカオスぶりです。
あまりに多様な人々をどうひとつにまとめていくのか、何かひとつのことをする度に、必ず不利益を被る人が出てくる。そしてその人達は政府の反対者となり、革命の歩みは難しくなる。ではどうするのか?ギロチンか・・・
こうした問題にどうしてもぶつかってしまうのが革命なのかという事を考えさせられました。
また、こうしたことを考えているとどうしても連想してしまうのがレーニンによるロシア革命でした。フランス革命とロシア革命を比べながら考えるのも大切なことなのではないかと思ったのでありました。
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