P・マクフィー『ロベスピエール』あらすじと感想~フランス革命恐怖政治の独裁者は本当はどんな人物だったのかを追うおすすめ伝記!

政敵を無慈悲に断頭台に送り込んだ精神異常者ロベスピエール。そんな単純な話で還元できるものではありません。

その姿勢こそ本書の最も特徴的なポイントであり、私が感銘を受けた点でした。

この本は人間の複雑さ、そして置かれた環境によって人間はどうなりうるのかということを考えさせられる名著です。