ドストエフスキー資料の何を読むべき?―ドストエフスキーは結局何者なのか

この記事では今後の方向性とドストエフスキー研究について思うことをお話ししていきます。

ドストエフスキー全集を2019年の8月から読み始めた私でしたが、いざドストエフスキーのことを知ろうとするにあたってまず私が困ったのが「何から読み始めればいいのかがわからない」ということでした。

ドストエフスキーはあまりに有名で、あまりに巨大な作家です。

そのため参考書の数も膨大で、しかもそれぞれ述べていることが全く違ったりします。なぜそういうことが起こるのでしょうか?では私たちはどうしたらいいのでしょうか?そうしたことをこの記事では考えていきます。