法話

悪いことをした人は仏教コラム・法話

悪いことをした人は、この世で憂え、来世でも憂え、ふたつのところで共に憂える―お釈迦様のことばに聴く

悪いことをした人は、この世で憂え、来世でも憂え、ふたつのところで共に憂える―お釈迦様のことばに聴く 一五 悪いことをした人は、この世で憂え、来世でも憂え、ふたつのところで共に憂える。かれは、自分の行為が汚れているのを見て…

屋根を粗雑に仏教コラム・法話

屋根を粗雑に葺いてある家に雨が漏れ入るように、情欲は心に侵入する―お釈迦様のことばに聴く

屋根を粗雑に葺いてある家に雨が漏れ入るように、情欲は心に侵入する―お釈迦様のことばに聴く 一三 屋根を粗雑に葺いてある家には雨が洩れ入るように、心を修養してないならば、情欲が心に侵入する。 一四 屋根をよく葺いてある家に…

怨みに報いるに仏教コラム・法話

怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの息むことがない―お釈迦様のことばに聴く

ブッダの有名なことば「怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの息むことがない」 三 「かれは、われを罵った。かれは、われを害した。かれは、われにうち勝った。かれは、われから強奪した。」という思いをいだく人には、怨…

ものごとは心を主とし仏教コラム・法話

ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される―お釈迦様のことばに聴く

「ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。」

『真理のことば』は読みやすく、誰でも簡単に親しめることから世界中で愛読されているお経です。こうした簡潔でわかりやすいことばが最後まで続いていくのがこのお経の特徴です。

さて、今回紹介することばは仏教の基本的なものの見方を表したものになります。

仏教コラム・法話

僧侶が問うコロナ禍の日本~死と病が異常事態になった世界で

今本当に見るべきことは何か。問題の本質はどこなのか。私たちは目先の不安や憎悪に流されることなく、冷静にこの事態を見ていかなければなりません。

伊藤計劃さんの『ハーモニー』はそんな今の日本に警鐘を鳴らしてくれている作品だと私は思います。こういう時代だからこそ文学の力、言葉の力は私達に大きなものの見方を与えてくれるのではないかと私は信じています。

一切の生けとし生けるもの仏教コラム・法話

「一切の生きとし生けるものは、幸福であれ、安穏であれ、安楽であれ。」~お釈迦様のことばに聴く

「一切の生きとし生けるものは、幸福であれ、安穏であれ、安楽であれ。」~お釈迦様のことばに聴く 一四五 他の識者の非難を受けるような下劣な行いを、決してしてはならない。一切の生きとし生けるものは、幸福であれ、安穏であれ、安…