マルクスは宗教的な現象なのか

マルクスは宗教的な現象なのか

歴史家トニー・ジャットによるマルクス主義への見解~「伝統的なキリスト教の終末論との共通点」マルクス主義は宗教的現象か⑵

世界的な歴史家トニー・ジャットは「マルクス主義は世俗的宗教である」という決定的な言葉を述べます。

その理由は記事内で述べる通りですが、マルクス主義は宗教的な要素がふんだんに取り込まれており、それがあるからこそマルクス主義が多くの人に信じられたという見解が語られます。

マルクスは宗教的な現象なのか

歴史家E・H・カーによるマルクス主義への見解~なぜマルクス主義は人を惹きつけるのか マルクス主義は宗教的現象か⑴

E・H・カーはこの伝記においてマルクスの『資本論』における問題点を指摘していきます。そして有名な「剰余価値説」や「労働価値」などの矛盾点を取り上げ、そうした問題点がありながらもなぜマルクスはここまで多くの人に信じられているかを分析していきます。

経済学や思想、イデオロギー面だけではなく、世界全体との関わりという視点からアプローチするのは、歴史家たるE・H・カーならではの一歩引いた視点と言うことができるかもしれません。

マルクスは宗教的な現象なのか

マルクス主義者ではない私がなぜマルクスを学ぶのか~宗教的現象としてのマルクスを考える

マルクスは宗教を批判しました。

宗教を批判するマルクスの言葉に1人の宗教者として私は何と答えるのか。

これは私にとって大きな課題です。

私はマルクス主義者ではありません。

ですが、 世界中の人をこれだけ動かす魔力がマルクスにはあった。それは事実だと思います。 ではその魔力の源泉は何なのか。 なぜマルクス思想はこんなにも多くの人を惹きつけたのか。 そもそもマルクスとは何者なのか、どんな時代背景の下彼は生きていたのか。 そうしたことを学ぶことは宗教をもっと知ること、いや、人間そのものを知る大きな手掛かりになると私は思います。