イギリス・ドイツ文学と歴史・文化

群盗イギリス・ドイツ文学と歴史・文化

シラー『群盗』あらすじと感想~『カラマーゾフの兄弟』に強烈な影響を与えたシラーの代表作!

この作品はなんと、シラーが22歳の年に書かれた作品で、一躍文壇の寵児に躍り出た出世作になります。

そしてこの作品はドストエフスキーが10歳の時、演劇でこの『群盗』を観て生涯忘れえぬ衝撃を受けたとされている作品です。

これは名作です。『カラマーゾフの兄弟』に関心のある人はもちろんですが、そうではない人もシラーのこの作品を読む価値は間違いなくあります。面白い作品です。おすすめです。

アイヴァンホーイギリス・ドイツ文学と歴史・文化

ウォルター・スコット『アイヴァンホー』あらすじと感想~ロビン・フットや黒騎士の大活躍!騎士道物語の最高峰!

ドストエフスキーが子供たちの教育に最適だと勧めるウォルター・スコット。

その代表作である『アイヴァンホー』は騎士道物語の王道であり、「THE 勧善懲悪物語」であります。

善は悪に勝つ!悪に負けない気高い心!そして強く生きること!悪と戦うこと!

こうしたメッセージがこの物語に込められています。

しかも純粋に小説として面白い!

これなら子どもたちもワクワクしながら読み進めることができることでしょう。

ドストエフスキーが子どもの教育に勧めるのもわかるような気がします。