ひのまどか「作曲家の物語シリーズ」20作品一覧~クラシック入門のおすすめ本!時代背景と文化も学べる奇跡の伝記シリーズ!
こんなに面白い伝記作品たちに出会えて私は幸せです!
歴史に残る大音楽家たちの人生を当時の時代背景と共に学べる最高の伝記です。
著者のひのまどかさんの圧倒的な語りにはただただ脱帽です。衝撃の面白さです!
クラシック音楽に縁のなかった人こそぜひ読んでみて下さい!私もこの作品を通してはじめてクラシックとつながることができました!
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歴史に残る大音楽家たちの人生を当時の時代背景と共に学べる最高の伝記です。
著者のひのまどかさんの圧倒的な語りにはただただ脱帽です。衝撃の面白さです!
クラシック音楽に縁のなかった人こそぜひ読んでみて下さい!私もこの作品を通してはじめてクラシックとつながることができました!
この伝記では天才リストの精神的な苦悩についてもかなり語られます。
私生活の問題、家庭内の問題もそうですが、そこに宗教的な問題もリストが抱えていたというのは驚きでした。聖職者になろうとするまで信仰問題について思い詰めていたというのは意外でした。
この本はそんな彼の伝記に加えて、巻末には作品解説まで収録されています。
ベートーヴェンがこの曲を生み出した背景には何があったのか。そして同時代人たちはその時何を思い、どんなことをしていたのか。
これは私にとって非常に興味深いものがありました。また、これほどシラーについて詳しく書かれている本はかなり貴重です。
私も生でベートーヴェンの『第九』を聴きたくなりました。
クラシック音楽とはそもそも何なのか。コンサートという仕組みはそもそもどういう成り立ちで生まれてきたのか、またそこに込められた意味合いはどういうものなのか。社会の歴史、文化、思想とどのようなつながりがあるのか。こうしたことを広い視野で見ていけるこの作品はとても面白い1冊でした。ぜひぜひおすすめしたい作品です。
この本の語り口はかなり軽快で難しい哲学的な話ではなく、読者に語りかけるかのような雰囲気でとても読みやすいです
音楽に関する本を読んだことがほとんどない私にとって、音楽理論が書かれた本を読むというのはものすごく興味深い体験でした。音楽の専門家はこうやって楽譜を見ながら音楽を味わっているのだなと想像して読むのはとても楽しかったです
ファニーは作曲家フェリックス・メンデルスゾーンの4歳年上の姉です。
彼女はフェリックスを凌駕するほどの音楽的才能を持ち、彼の音楽家人生を陰ながら支えた人物です。
これまで祖父モーゼス、父アブラハムと見てきましたが、姉のファニーもものすごい才能の持ち主でした。メンデルスゾーン一族恐るべしです。
ロスチャイルドといえばよく陰謀論が語られます。一概にそれらを否定するわけではありませんが世に出ているロスチャイルドの本や記事がほとんどが陰謀論的なものなのではないかというほどです。
ですがそんな中この本は陰謀論的ではなく歴史的にどのような過程を経てこの一族が力を得てきたかが語られる、とてもありがたい参考書となっています
『かつて私は偉大な父の息子として知られていた。だが今では偉大な息子の父親として知られている』と話すフェリックス・メンデルスゾーンの父アブラハムですが、やはり彼も並々ならぬ人物でした。
大銀行家として財を成したアブラハムとあのロスチャイルド家とのつながりも非常に興味深いものがありました。
作曲家フェリックス・メンデルスゾーンの祖父モーゼス。
彼はデッサウのゲットー出身の貧しいユダヤ人でしたが、たった一代でヨーロッパを代表する哲学者となります。「ドイツのソクラテス」、「現代のプラトン」とまで称され、あのカントやゲーテも激賞するほどの大人物でした。
この記事ではそんなモーゼスの偉業を紹介しています。
この伝記も非常におすすめです!奇跡の一冊です!読んでいて驚くようなことが大量に出てきます
祖父モーゼスが大哲学者だったこと。そして父アブラハムもあのロスチャイルドと一時期並ぶほどの大銀行を設立していたこと
これは衝撃の事実でした。特に祖父モーゼスがあのカントが尊敬していたほどの人物だったという事実には度肝を抜かれました