ゴロソフケル『ドストエフスキーとカント 『カラマーゾフの兄弟』を読む』~カントという切り口から見るドストエフスキーとは
やはり欧米文学をやる上ではカントは避けては通れぬ道なのかもしれません。
とはいえ、正直申しまして私はカントやヘーゲル、プラトンなど西欧哲学が苦手です。挑戦してはあっさりと跳ね返され、未だにしっかりとは読めていません。
ですがこの本ではその言わんとしていることが何となくわかります。カントを知った上で読むのがベストなのかもしれませんが、そうでなくとも読んでいくことができます。
ドストエフスキーをまた違った視点から見ることができる興味深い作品でした。