本日のお題「浄土真宗はひとつじゃない?本山はどこ?」

みなさんこんにちは。

前回の記事では真宗木辺派の本山、錦織寺をご紹介しましたが、みなさんの中には次のようなことを思われた方がおられるかもしれません。

「あれ?浄土真宗の本山って本願寺じゃないの?

そもそも浄土真宗っていくつもあるものなの?」

実はこの疑問、普段のお参りの時にもよく会話の中で出てくるものでございます。

「真宗木辺派って初めて聞きました!本山はどこにあるんですか?え?滋賀県!?京都の本願寺とは違うんですか?」

真宗木辺派の寺院は全国にもおよそ200ヵ寺という、割と小規模な宗派です。

北海道全体でも4ヵ寺。函館には錦識寺ひと寺のみです。

となると「真宗木辺派って初めて聞きました」となるのも無理もないなと思ってしまいます。

※ちなみに浄土真宗の中で特に規模の大きな2つの宗派、本願寺派(お西)と大谷派(お東)の全国の寺院数は、本願寺派がおよそ10000ヵ寺、大谷派がおよそ8000ヵ寺という規模です。

さて、本題に戻りますが、浄土真宗には真宗十派と言われますように10の宗派がございます。

10の宗派があるといっても、互いに仲が悪いということはございません。

現在、真宗教団連合という組織の下、互いに協力し合って親鸞聖人の教えを伝えるべく活動しています。

ではその10の宗派を並べてみましょう。(※順番は真宗教団連合HPに準ずる)

浄土真宗本願寺派 本山西本願寺(京都)

真宗大谷派    本山東本願寺(京都)

真宗高田派    本山専修寺(三重)

真宗佛光寺派   本山佛光寺(京都)

真宗興正派    本山興正寺(京都)

真宗木辺派    本山錦織寺(滋賀)

真宗出雲路派   本山 毫攝寺ごうしょうじ(福井)

真宗常照寺派   本山常照寺(福井)

真宗三門徒派   本山専照寺(福井)

真宗山元派    本山證誠寺(福井)

これが真宗十派と呼ばれる、浄土真宗の10の宗派です。

こう見てみますと本山は京都と福井に多いことがわかります。

京都に本山があるのは、なんとなく皆さんもイメージしやすいことかと思います。

しかし、本山が福井に多いというのは意外に思われる方も多いかもしれません。

しかしこれには理由があります。

親鸞聖人は35歳の時に流罪になり、北陸の地に配流されています。

そのため北陸の地に親鸞聖人の教えが広まる土壌ができたと言われています。

さて、浄土真宗には10の宗派があると言いましても基本的には親鸞聖人の教えを頂く同門です。

多少の違いはありますが、大きく見ますと教義や儀式作法などの共通点も多いです。

これら10の宗派のひとつひとつの成り立ちはこの場ではお伝え出来ませんが、真宗教団連合のHPに詳しく書かれていますので興味のある方はぜひご覧になってください。

本日はここまでとなります。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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