皆さんこんにちは。
さて、1月より新たな試みとして皆さんと共に8本の記事にわたって中村元訳の『ブッダのことば』を読んで参りました。
「犀の角のように~」という有名なことばからお釈迦様の死生観まで様々なテーマでここまでお話しさせていただきました。
・・・しかしです。
皆さんも薄々お気づきのことかもしれませんがこの『ブッダのことば』、なかなかに難しい・・・!いや、かなり難しい・・・!私は記事を書きながらどんどん深みにはまっていっているような気がしてきました。
1月末から2月上旬にかけて所用のため家を空けることが多く、なかなか記事を書く時間を取れなかったというのが1番の理由ですが、そもそも記事を書くのが難しくなってきたというのも、ここ最近の更新ペースが遅くなった理由のひとつです。
次にどの部分を取り上げようかと読み進めていってもなかなかブログで紹介できるような箇所と出会えず、興味深いお話があったとしても長すぎてこのブログで紹介できるようなものではありませんでした。
そもそもこのブログの大きなテーマとして、「そもそも仏教とは何なのかということをできるだけ簡潔にお話ししていきたい」というものがありました。
もしこの『ブッダのことば』を全て丁寧に取り上げていこうとするならば、おそらく大学や文化講座で仏教講座という形で半年以上かけてじっくり取り組む必要があるでしょう。
となりますと、これ以上このブログで『ブッダのことば』についてお話ししていくことはなかなか難しい・・・、という結論になりました。
私の力不足です。やはり『ブッダのことば』は並大抵の相手ではありませんでした。
・・・とは言うものの私もこのままで終わるわけにはいきません。
というわけで『ブッダのことば』の次に、こちらのお経を読んで参りたいと思います。

こちらは「法句経」や「ダンマパダ」という名で知られる『真理のことば』というお経です。
このお経も中村元氏の訳であります。
実はこれまで読んできた『ブッダのことば』より、こちらの『真理のことば』の方が仏教書としては有名で人気があります。
と言いますのも、この『真理のことば』は一つ一つの詩句が短くシンプルで、さらにはわかりやすいという特徴があります。
これまで読んできた『ブッダのことば』は詩句が長く、内容も複雑かつ哲学的で、実は初学者には難易度が高いお経だったのです。
それに対して『真理のことば』は非常に読みやすく、わかりやすい。
そうです。このブログにぴったりのお経なのです。
なぜ初めからこちらを取り上げなかったのかと今更ながら思い始めていますが、『ブッダのことば』も非常に重要なお経です。それを勉強する機会はとてもありがたいものでありました。
というわけでこれから先の「お釈迦様のことばに聴く」のコーナーは『真理のことば』を読んで参りたいと思います。
準備が整うまでしばしの間他の記事を書いていく予定ですが、また 「お釈迦様のことばに聴く」 を再開していきたいと思います。
本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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