マックス・ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』~宗教と経済のつながりを考える アメリカ編⑥
今回の記事では「もしこの資本主義の殿堂たるウォールストリートの成り立ちに宗教が関わっていたとしたら?」というテーマでお話ししていきます。
この記事で参考にするのは宗教と経済のつながりに関する論考として最も有名な著作である、1905年に発表されたマックス・ヴェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』という本です。
今回の記事では「もしこの資本主義の殿堂たるウォールストリートの成り立ちに宗教が関わっていたとしたら?」というテーマでお話ししていきます。
この記事で参考にするのは宗教と経済のつながりに関する論考として最も有名な著作である、1905年に発表されたマックス・ヴェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』という本です。
一体何だこれは!?何が起きているのだ!?
私は目の前の光景が信じられませんでした!
説教でこんなことがありえるのか!お寺ではまったく想像もつかなかったような光景が目の前で現実に繰り広げられている!
この記事では私が度肝を抜かれた黒人教会での体験をお話ししていきます。
2019年6月2日、私はベルトラさんの「ゴスペル鑑賞ツアー ゴスペルに精通したハーレム在住日本人コーディネイターがご案内!選べる日曜礼拝とARC薬物中毒厚生施設<水曜日または日曜日> 」という現地ツアーを利用してハーレムの黒人教会で毎週行われている日曜礼拝を見学することにしました。
この記事ではまず、ハーレムでの街歩きについてお話ししていきます。
クルーズを終えると今日の一番の目的地、911メモリアルミュージアムへ。
いつか見てみたいとずっと思っていたグラウンドゼロ。 犠牲者の名前が刻まれた石。そこに花束や国旗が供えられています。水の流れる音の中、私は黙祷を捧げました。
僧侶として宗教に携わる身として、宗教が絡んだ争いはどうしても深く考えざるをえません。イスラエルでも、ボスニアでもそうでした。
答えの出ない、重い問い。
ここニューヨークでも同じように、そんな問いを目の前に突き付けられたように感じました。
今回の記事では摩天楼についてお話ししていきます。
唐突にトトロが出てきて戸惑われた方もおられたかもしれません。
ですが、私はあの摩天楼を見てトトロのあのシーンを連想せずにはいられませんでした。
そしてひとりでにあっという間に成長していく植物のイメージがまさにここニューヨークにぴったりなような気がしたのです。
20日間かけて周遊したスペインともいよいよお別れ。
次に向かうはアメリカ、ニューヨーク。
まず向かうのはウォール街。 私がニューヨークで1番見たかったもの、フェデラルホールもそこにあります。1789年、まさしくその場所でジョージ・ワシントンがアメリカ合衆国初代大統領に選出され、就任演説を行いました。
いわばアメリカ合衆国建国の象徴であり、アメリカの自由と平等という理想がこの建物に込められています。ここを訪れる観光客でそのことを考えている人はほとんどいないかもしれません。
しかしアメリカの歴史や思想を知る上で、この神殿のような建物とワシントンの像がここウォールストリートにあるという意味は見逃せないことだと思います。
セビリアはアンダルシアの州都でこの地方最大の都市。
16世紀から17世紀にはスペイン最大の都市となり、現在でもスペインで4番目の街です。
私の目的地セビリア大聖堂は1402年から建築が始まり1519年に完成した大聖堂。
「後世の人が正気の沙汰とは思えないと言うほどのカテドラルを建てよう」という言葉を合言葉に建築された巨大な大聖堂です。
そしてあまり知られていませんが、ここセビリアはドストエフスキーの代表作『カラマーゾフの兄弟』のハイライトと言える「大審問官の章」の舞台となっています。この記事ではそんなセビリアとドストエフスキーについてもお話ししていきます。
コルドバと言えばメスキータ。アルハンブラ宮殿と並ぶイスラーム建築の最高峰とされる巨大なモスクです。
内部には円柱の森と呼ばれる特徴的なアーチ型の柱がびっしり。
メスキータ自体は785年に建設が始まり、その後何度も増改築がされて現在の姿になっています。
この建物が興味深いのは13世紀にレコンキスタによってコルドバがキリスト教徒に占領された際、建物がそっくりキリスト教の教会へと転用されてしまったところにあります。
そして16世紀には大規模な改装があり、モスクの中に巨大なカテドラルが作られるという異例の事態となったのでした。