本日のお題 「お経って何が書かれているの?」

みなさん、こんにちは。早速ですが本日は「お経って何が書かれているの?」というお題について考えていきたいと思います。

私の住む北海道函館では月忌参りという習慣がございます。月忌参りとは故人の月命日に毎月お宅まで伺い、お仏壇の前でお経をお勤めすることでございます。

例えば2月21日がご命日だとすれば、毎月21日にご自宅にお参りさせていただくという形です。北海道では今でも残っているこの月忌参りですが、全国的には馴染みのない習慣かもしれません。

さてこの月忌参りのお勤めで、よく話題に上るお話がございます。それがこの「お経ってそもそも何なの?」というお題です。

お茶を飲みながらふとこの話題になり、「聞いてても何言ってるのかわからないし、どんな意味なのかもまったくわからないけど、なんかありがたいのよね。」と笑いながらお話ししてくださる方がよくおられます。このように率直にお話してくださるのは私としても本当にありがたいです。

そしてこのお題に対して一言で申し上げるならば、このような答えになります。

「お経とは仏様の教えを伝える物語である」

実はお経に書かれているのは物語、ストーリーなのです。お釈迦様が説かれた教えをわかりやすくそしてなおかつ記憶に残りやすくするために物語として残したのがお経というものになります。

たとえば、私達浄土真宗のお坊さんは『阿弥陀経』というお経を法事や葬儀の場でよくお勤めしますが、このお経は阿弥陀仏という仏様の世界について語っています。

物語として書かれることには大きなメリットがあります。それはただの言葉の羅列や解説よりも、はるかに物事を理解しやすくなるという点です。

お経というものは単なる呪文ではなく、そのひとつひとつに意味が込められています。そしてそれぞれの宗派によって大切にしているお経は異なります。そのお経にどのような教えや物語が説かれているかによって、その宗派がどの教えを大切にしているかが見えてきます。

これを機に、お経を聞いているときには、お経には物語が書かれているんだなあと感じていただければ幸いです。そして少しでも興味が湧いてきましたらぜひ、お寺さんに質問してみてください。きっと喜んで話してくれると思います。

お経のことを知ると、もっと仏教が身近になります。お経に書かれている物語はびっくりするほど私たちの日常とつながっています。このブログでもお経についてまた取り上げていきたいと思っています。では、本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。

                                  合掌

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